今回は、読みやすさでおすすめの小説を5つご紹介します!
小説を読みたい!と本屋に行っても、何から読んだら良いのか迷っちゃいますよね…。
そこで、初心者さんのためにおすすめの小説を5つ厳選しました!
映画化もされた人気作品ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね♪
また、本が苦手な理由について知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
読書が苦手な理由とは?本嫌いを克服する方法3選!
映画化もされたおすすめの小説を5つ紹介!
今回は、読書初心者さんのために、いろいろなジャンルからおすすめを紹介します!
恋愛小説からうっかり涙がこぼれてしまう感動の作品。
そして、思わずページをめくる手が止まらなくなるような、先の展開が気になるミステリーまで!
原作の作品でも、なるべく読みやすいものを厳選したので、映画の後に気になったらぜひ原作を手に取ってみてくださいね!
①いま、会いにゆきます/市川拓司
『いま、会いにゆきます』#市川拓司
映画もヒットした純愛小説です。雨が続いたので再読しましたが、会話が多くテンポよく読めます。一方で心が締め付けられる結末に、心地よさと物悲しさの両感情を抱かせます。#読書好きと繋がりたい #読書記録 #読書垢さんと繋がりたい #読書好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/mOAEFr46j9
— 書籍編集者 丑久保和哉 (@kazuya_united) September 10, 2021
1作品目は、市川拓司さんの「いま、会いにゆきます」という作品です。
2004年に映画化したこちらの作品。
妻に先立たれ、6歳の息子と暮らす巧の前に、亡くなったはずの妻が突然現れます。
ですが、彼女は2人に関する一切の記憶を失っていました。
巧たちは妻をやさしく迎え入れ、三人のちょっと不思議な共同生活が再び始まる、というあらすじです。
亡くなったはずの妻・澪役は竹内結子さん、先立たれた妻を優しく迎え入れる夫・巧役は中村獅童さんで映画化しました。
綺麗な映像とほんわかとした雰囲気で、家族愛と大切な人との別れを描いた、素敵な映画ですよね。
原作を書かれた市川拓司さんは、とっても優しく綺麗な文章を書かれる作家さんです。
主人公の巧は頭の中でたくさんのことを考えるキャラクターです。
原作を読んで、彼の頭の中を覗いてみてはいかがでしょうか?
②僕は明日、昨日の君とデートする/七月隆文
僕は明日昨日の君とデートする。
ほんまによかった。
小説読んでから映画がオススメ!小説2周も全然あり!
ほんまに見て欲しい、ほんまに泣いた。😢 pic.twitter.com/lUXKgLZX6C
— totake (@KTotake) December 27, 2016
2作品目は七月隆文さんの「僕は明日、昨日の君とデートする」という作品です!
美大生の高寿は、電車で一目惚れした愛美とすぐに恋に落ちる。
2人は毎日デートを重ねていくが、高寿は彼女の秘密を知ることになるー。
福士蒼汰さん、小松菜奈さんで2016年にこちらの映画は公開されました。
この作品で一番の謎は、小松菜奈さん演じる福寿愛美が、2人の初めてを経験する度に涙を流すことです。
初デート、手を繋ぐ、名前で呼び合う。
そんな些細なことで涙を流す彼女の秘密を知ったとき、今までの謎が解け、その切なさについ涙が流れました。
原作では、後半の複雑な設定を七月隆文さんが丁寧に描写しているので、キャラクターたちの切なさがとても伝わってきます。
原作と映画、ぜひ両方とも楽しんで欲しい作品です!
③植物図鑑/有川浩
「植物図鑑」有川 浩
行き倒れた青年を拾い同居生活が始まる。超節約生活、家事万能、料理は近所の野草を使った料理。理想的で憧れるけど、この青年と一緒だからこそ楽しめるのだと思いました。話し方、言葉使い、優しさ、全て最高の彼です。図書館戦争を超えるラブストーリー。#読書 #読了 pic.twitter.com/pQGb83hE5b— panda_mone (@mone_panda) December 11, 2021
3作品目は有川浩さんの「植物図鑑」という作品です
2016年に「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」という名前で映画化した作品です。
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です」
そんな台詞から始まったOL・さやかと、謎の植物オタク・樹の不思議な生活を描いたこちらの作品は、今までご紹介した2作品とは大きく違う部分があります。
それは、映画と小説でキャラの雰囲気が大きく違うんです!
岩田剛典さんと高畑充希さんが演じる2人のお芝居によって、さやかも樹も原作とは違った魅力を持つキャラになりました。
雰囲気の違いによって作品の雰囲気も変わっているので、映画と小説のどちらの2人が好きかを確認してくださいね♪
また、植物図鑑以外にも有川浩さんは映像化をしている作品が多く、テンポ感のある会話が読んでいてとても楽しい作家さんです。
もしこちらの植物図鑑を面白いと思えたら、ぜひ他の作品も読んでみてくださいね♪
④旅猫リポート/有川浩
映画『旅猫リポート』主演・福士蒼汰、有川浩の心温まる感動小説を実写化 – 猫と一緒に日本各地を巡る https://t.co/L14gDru5WE pic.twitter.com/8wW41tFZey
— Fashion Press (@fashionpressnet) March 8, 2017
有川浩さんの作品からもうひとつ、「旅猫リポート」という作品をご紹介します!
この作品は、ある事情で飼い猫を手放すことになったサトルを福士蒼汰さん。
そして猫のナナの声を高畑充希さんが演じています。
1人と一匹はナナの新しい飼い主を探すために、全国を巡る旅に出ます。
旅を続けていく中で、サトルとナナが出す答えとは?というあらすじです。
猫のナナの視点で語られるシーンは、猫好きにはたまらないんじゃないでしょうか?
「テレビはブラウン管の方が暖かくて良いし、海は大きな水たまり。」
「キャリーの鍵は簡単に開けられるけど、僕はいい子にしてるから何も問題ないでしょ?」
そんな元野良猫らしいナナが、飼い主候補との顔合わせのときにはサトルと旅を続けるために、様々な失敗を計画します。
必死な姿は可愛くてたまらずクスッと笑ってしまうはずです♪
物語の後半では、最高のパートナーになっていた2人の結末に、涙が止まりません。
旅猫リポートは映画化だけでなく、絵本にもなっているので、そちらも見てみて下さいね!
⑤告白/湊かなえ
ミリオンブックスに新しい書評が登録されました!『告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)』 https://t.co/SfKBAu1xPJ#書評 #小説 #湊かなえ #文庫 #双葉社 pic.twitter.com/TllXfJEgBz
— ミリオンブックス (@million__books) April 10, 2023
最後の作品は湊かなえさんの「告白」という作品です。
湊かなえさんの作品の中でも、この作品を聞いたことがある人は多いと思います。
映画では、松たか子さん演じる中学教師・森口悠子が、教え子に復讐する姿を描いたミステリー映画です。
生徒達ざわつく声が響くHRの中で、担任の森口はある事件の話を始めます。
「娘の死は事故ではない」
一瞬で静かになる教室の中、担任教師が淡々と娘の死因を語っていく異常な状況は、なんとも言えない恐怖を感じました。
![](http://historia-teller.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
ちょっと待って!ミステリーは初心者には向いていないんじゃなかったの?
確かにミステリー小説は様々なことを覚えていないと、最後の展開で分からなくなっちゃうので、初心者には向いてないでしょう。
ですがこの原作の小説は、キャラの視点で物語が進むため、映画を見た後だとかなりわかりやすいんです!
担任の先生からの復讐、というショッキングな事件を、犯人の生徒や、その親。
犯人と同じクラスの委員長など、様々なキャラの視点から読者は事件の真相に近づいていきます。
映画では静かな恐怖の中で物語が進んでいくので、キャラクターの心情をもっと知りたい!
という人は、ぜひ原作も楽しんで下さいね♪
初めてでも読みやすい小説のジャンルとは?
読者初心者の人には、恋愛系や日常系のような、現代を舞台にしたものをおすすめします。
特に、日常の中に少し不思議な事件が起こる様なお話は特に読んで欲しいです♪
自分と近い主人公が頑張る姿に、きっと共感するのではないでしょうか?
逆に、異世界の世界を舞台にしている小説は、初心者の人にはおすすめできません。
専門用語が多くなってしまうので、ストーリーに集中できなくなっちゃうんです。
また、ミステリーのジャンルもあまりおすすめができません。
謎解きに必要な言葉や展開を覚えておかなくちゃいけないので、もう少し本を読むことに慣れてから、チャレンジしてみてください。
映画化した作品を見ると小説はもっと面白くなる!
実は読書初心者の人に、特にお勧めしている小説の読み方があります。
小説から映画化された作品を、原作を読む前に見てみてください。
![](http://historia-teller.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/obasan.png)
え?おすすめの小説の読み方なのに、どうして映画を見るの?
まあまあ、これにはちゃんとした理由があるんですよ♪
本を読まない人が本を読まない理由の圧倒的1位は、こちらでないでしょうか?
![](http://historia-teller.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
文章ばかりで、すぐ眠くなっちゃうよ。
小説を読み慣れている人にとって、作品に書かれた文章は会社の企画書に書かれている、ただ文字が並んでいるものとは全く別物に感じています。
なぜなら、小説の文章を頭の中で映像としてイメージできるので、まるで映画やドラマを見ている様な感覚になれるんです。
ですが初心者さんは、この文章から映像をイメージすることがなかなか難しい、という声をよく聞きます。
ただの文章を延々と読むなんて、それこそ眠くなっちゃいますよね笑
なので、先に映像化された作品を先に見ておきましょう。
映画を観たあとに小説を読んでみると、今までただの文章だったはずなのに頭の中で映画のシーンが思い浮かんでくるはずです♪
![](http://historia-teller.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
でも同じ内容を2回も観たら、つまらないよ。
いえいえ、ここからが小説の面白いところですから。
原作の小説には、映画化するときには描写されなかった情報もたくさんあるんです。
あのシーンでの主人公の気持ちは?その時の他のキャラは何をしていたの?
小説では、キャラ達の気持ちがはっきり描かれています。
映画を観た後に原作を読むと、まるで答え合わせの様なすっきりとした気持ちも味わえちゃいます!
また、原作とは違ったエンディングや、キャラのイメージが映画と小説で全然違う!なんてことも、この読み方の楽しいところです。
まとめ
今回は、初心者でも楽しめる小説を5つ紹介しました。
今回ご紹介した小説の中で、面白いと思ったものがあれば、ぜひ同じ作者やジャンルの中から次に読む本を探してみて下さい。
好きな本をたくさん見つけて、読書を全力で楽しんで下さいね!
コメント